地域でも一番遅い印象のこの奈良市でもいよいよ、黄金の稲穂とお別れの時期です。
今年はこの地域に台風や水害もなかったというのに、虫の害で収穫に被害が出ていると聞いています。悔しいですが、自然は思い通りにはいきませんね。
田といえばかつては人や牛の力で耕し、家族と地域総出で植え・刈り入れをしておられました。
家の田畑に肉体を酷使された世代が今の利用者様の中にも少なくありません。
土を相手に鍬を、重い収穫を持ち運ぶ、などなど、
その頃からの腰や膝のダメージを今に残されている場合もあります。
今は農業をされていなくても、節々の辛さから身体を動かさない日々が続き健康寿命が失われる場合もあります。
リハビリデイという場所で、固い関節を動きやすく・筋力は弱らないように、この先の体力の維持のお手伝いを続けて参りたいです。
今や田植えも稲刈りも田んぼの中をマシンで走るだけであっという間。
これからの世代は農家をやるからといって将来の健康寿命に差し障らないよう、文明の利器にはどんどん進歩いただきたいですね。
というわけで、ウェルカムボードには彼岸花も鮮やかな稲刈りの風景を。
見学・体験も随時受け付けております。
問い合わせ先:0742-63-7221