３連休でしたが暑いの一言でした。
７月２０日の参議院選挙のひでしたね。
今週はこの話題がまーめいどのあちこちで飛び交い、利用者さん同士の会話もいつになく活気にあふれていました。
たとえば、あるご利用者さんは、開口一番こんなふうに話されていました。
「私は息子が車で期日前投票に連れて行ってくれたの。体は少し不自由でも、1票の重みは感じたいからね。」
また別のご利用者さんは、昭和の頃の選挙風景を懐かしそうに語ってくださいました。
「昔は投票所の前で鉢巻きしてる人もいたなぁ。家の前まで候補者が来て『よろしくお願いします！』って言ってた時代もあったんだよ。」
テレビの政見放送を見ながら、
「なんか、どこも同じようなこと言ってる気がしてねぇ。もっと年寄りの医療や介護のこと、真剣に話してほしいよ。」
という本音も聞かれました。
「選挙のたびに、戦後すぐの頃を思い出すんです」と話す90代の女性利用者さんもいらっしゃいました。
「あの頃は、選挙というより“平和になった証拠”として参加してる気持ちだったよ。今も一票には、そういう想いを込めてるの。」
高齢者ならではの、人生の中で積み重ねてきた選挙の記憶や社会への関心が言葉の端々からにじみ出ていて、私たち職員にとってもとても学びのある1週間でした。
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